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ISO 45001改訂:DISの投票が始まる

国際規格原案(DIS)を発行するかどうかを決める投票が開始され、4月14日まで実施されます。

この段階に進んだことで、これまで委員会内で検討されてきた内容が、正式な国際投票と審査のプロセスに移ることになります。認証を受けている組織にとっては、改訂後の規格がどのような方向に進むのかを早い段階で把握でき、準備を始める良い機会になります。

DIS投票の意味

DISの投票では、各国の標準化機関が案文を確認し、コメントを提出し、次の段階へ進めるかどうかを投票します。

この段階では、規格の構成と狙いはほぼ固まっており、細部が多少変わる可能性はあるものの、大きな方向性が大きく変わることはありません。DISを読み込むことで、組織は影響範囲を把握し、次の対応を検討し始めることができます。

ISO 45001で予想される主な変更点

ISO 45001は、働く環境の変化や、組織に求められる役割の広がりを踏まえて改訂が進められています。

主に次のようなポイントが焦点になると見込まれています。

  • 心理社会的な健康とウェルビーイング:ストレスや職場文化への配慮を強化
  • 気候関連リスク:環境要因が労働者の安全に及ぼす影響の考慮
  • 働き方の変化:ハイブリッド勤務やデジタル環境への対応
  • サプライチェーン管理:委託業務に対する管理の強化
  • リーダーシップと説明責任:関与と監督の役割をより明確化
  • 多様性と個別のニーズ:性別を含む多様な人材を意識した安全衛生
  • 労働力の多様化への対応:年齢や属性の違いを踏まえた安全管理の強化
  • ジェンダーに配慮した規格づくりの推進:身体的・社会的な違いを反映し、安全と健康の向上につなげる考え方の強化

これらの更新は、2018年の制定以降に変化した働く環境や、多様な働き手に向けた広いニーズへの対応が必要になっていることを反映しています。単に要求事項を満たすだけでなく、実際に人を守るという結果を重視する方向性 がより強く示されています。

発行と移行のスケジュール

現時点では、ISO 45001:2027は2027年の半ばに発行される見込みです。

移行期間としては 3年間 が設定されると予想されています。この移行期間は、最近の改訂である ISO 9001:2026 や ISO 14001:2026 と同じ流れです。

LRQAによる移行支援について

スムーズに移行を進められるよう、LRQAでは Transition Club を立ち上げました。専門的な解説、研修、ギャップ分析ツールなど、移行準備に必要な情報をまとめて入手できるハブとしてご利用いただけます。

LRQA Transition Club では、次の内容を優先的にご利用いただけます:

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次の段階への備え

国際規格原案(DIS)の投票が開始されたことで、改訂作業は大きな節目を迎えています。

組織としては、現在の仕組みを見直し、今回示されたテーマがどのように影響するのかを確認し始めることが重要です。早い段階から取り組むことで、改訂版が発行された際の移行がよりスムーズになります。

LRQAは、改訂作業の進展に合わせて、最新情報と支援内容を順次提供していきます。

 

今後予定されている規格改訂や移行情報について、詳しくご確認いただけます。

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